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子どもの三大夏風邪、「手足口病」とは?お父さん・お母さんに知っていただきたい特徴と対処法

03.04.2025 | コラム

PH Hibari - Hand Foot Mouth Disease

今回は「子どもの三大夏風邪」と呼ばれている感染症のひとつ、「手足口病」について解説します。

 

手足口病とは?

手足口病(Hand-Foot-Mouth Disease)は、口の中や手足などに水疱性の発疹が出るウイルス性の感染症です。日本では7月~8月の夏にピークを迎えますが、秋から冬にかけて発生することもあります。フィリピンでは年中感染が見られ、集団感染する事例も毎年報告されています

手足口病の原因は、「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」です。これらのウイルスにはそれぞれ複数の種類があるので、一度かかっても繰り返し感染してしまう可能性があります

 

手足口病の症状

手足口病にかかると、口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などにかゆみのない2〜5mm程度の大きさの水疱性の発疹が現れて、1〜3日間発熱したり倦怠感を感じたりすることがあります。水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。
また、1〜2ヶ月後に手足の爪がはがれることがありますが、大事にはいたらず、すぐに新しい爪が生えてきます。
ですが、水泡が潰れたあとに痛みが出る場合があります。特に口の中にできた水疱がつぶれた後にできる口内炎(口の中にできた潰瘍)がひどい場合、食事や飲みものを受けつけなくなることから「脱水症状」を起こすこともありますので注意が必要です。

 

手足口病にかかるのはどんな人?

患者さんのほとんどは小児で、なかでも5歳未満の小児が多いですが、まれに大人も感染します。
フィリピン保健局によると、2025年今年の1月〜2月にかけての統計では、感染者の年齢で最も多いのが4歳以下、その次に多いのが5歳から9歳の子どもでした。

 

手足口病の感染経路

感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)と様々です。

感染力が強いのも手足口病の特徴です。症状が続く間はもちろん、症状が一見治った患者からも感染することがあります

この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは、特に注意が必要です。
子ども達同士は生活距離が近く、濃厚な接触が生じやすい環境であることが多いです。小学校入学前のお子さまの場合は衛生観念がまだ十分に発達していないこともあり、施設の中で手足口病の患者が発生した場合には、集団感染が起こりやすいです。

そして、乳幼児では原因となるウイルスに感染した経験のない子どもの割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。

 

手足口病の対策法

手足口病を予防に有効なワクチンはありません。そのため、予防対策としては普段からしっかり手洗い・うがいをする習慣をつけておくことが大切になります。

感染者との接触を極力避け、タオルや食器を分ける・食事をシェアしない・排泄物の処理やトイレの後はしっかり手を洗い消毒するなどの対策が必要になります。

感染した、または感染が疑われる場合は、保育園や幼稚園などで登校制限があることもありますので通学している教育機関へ確認しましょう。感染している間はしっかり水分を摂り脱水症状になるのを防ぎましょう。

感染して発熱がある場合や元気がない場合、脱水症状が疑われる場合は医療機関にご相談ください。

 

お困りの際はひばりクリニックマニラ院へお気軽にご相談くださいませ。

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