意外な原因は子どものアレルギー? もしかしたら?と思った時にやるべきこと
06.11.2025 | コラム
子どもの体に湿疹やかゆみが出たり、咳や鼻水が長引いたりすると、多くの方は「風邪かな?」と思うかもしれません。
しかし、何度も繰り返す場合には「アレルギー」が隠れていることもあります。特にフィリピンは高温多湿の環境で、ダニやカビが発生しやすく、食べ物や虫なども含めて子どもに影響を与える要因が多くあります。
フィリピンでよく見られる、子どものアレルギーの原因と症状
- 室内環境:湿度が高いとダニやカビが増えやすい
- 食べ物:牛乳・卵・甲殻類・ナッツ類などは子どもに症状を起こしやすい代表的な食品
- 虫刺され:通常は軽い反応ですが、まれに強い症状を示すことも
そして、こんな症状が続くときは要注意です。
- 繰り返す湿疹やかゆみ
- 夜や特定の時間帯に悪化する咳
- 長引く鼻水や鼻づまり
- 食後すぐに出る症状
子どものアレルギー対策として家庭でできる工夫
気になる症状が出たら、時間や食べた物を記録してみましょう。掃除や寝具の洗濯をこまめに行い、換気や湿気対策を心がけることも大切です。小さな工夫が、子どもの快適さを守る助けになります。
なかなか改善しない場合は、医師に早めの相談を
家庭での工夫だけでは原因をはっきり特定するのは難しいものです。小児科やアレルギーに詳しい医師に相談すれば、検査や治療をして原因が特定・症状が改善することもあります。自己判断で食べ物を制限したり薬を続けるよりは、専門家の助言を受けるのがおすすめです。
すぐに受診が必要なアレルギー症状
以下のような場合は、アレルギーによる強い反応や慢性的な症状の可能性があります。その場合はできるだけ早く医師にご相談ください。
呼吸の支障や強い症状が出た場合は、緊急性が高いと判断して病院の救急に行く必要がある場合もあります。
- 息苦しさやゼーゼー音がある
- 顔や唇の腫れ、全身にじんましんが出る
- 食後すぐに強い吐き気やぐったりする様子がある
- 咳や鼻水が何週間も続く
慢性的な風邪に似た症状がある場合、アレルギーかも?と思った場合は、ひばりクリニックにご相談いただくことができます。
ひばりクリニックの内科医や小児科医、家庭医が診察し、お薬の処方や検査ができる場合があります。必要に応じて、専門医の紹介も可能です。
もしかしたら?と思った時はぜひご相談ください。
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