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フィリピン国内でエムポックスの感染事例が報告されています

20.06.2025 | ニュース

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フィリピン国内で今年2025年4、5月に感染症例が報告されたエムポックス。
日本ではあまり聞かない感染症ですので、どんな病気か知らない方も多いかと思います。

特にフィリピンにお住まいの方、フィリピンへ渡航予定の方は基本的な知識をつけて、渡航・滞在時はしっかりと感染対策をしましょう。

 

エムポックスとは?

サル痘ウイルスに感染することで発病する、急性発疹性疾患です。(日本 厚生労働省 検疫所より)
主な症状としては、発熱や頭痛、顎下・頸部・鼠径部などのリンパ節の腫れ、筋肉痛などが1~5日続き、その後発疹が出現します。

小児や基礎疾患をお持ちの方、妊婦の方、その他免疫力が低下している方は重症化するリスクがあるため注意が必要です。

 

治療方法

エムポックスの治療方法は確立されていません。
基本的には、発症すると熱や体の痛み、発疹に対して対処療法を施しつつ、重症化しないよう経過観察する形となります。

 

感染対策

主な感染経路はウイルスに感染した動物や人との接触感染です。そのため、接触感染を避けるのが重要になります。

よくある感染経路は、感染している人や動物の体液や血液、近距離での対面で飛沫に長時間さらされること、感染している方の使用した寝具や器具などに触れることなどによって感染が起こる可能性があります。
手洗いやアルコール消毒の習慣に加え、上記のような接触を避けるのが良いでしょう。

 

湿疹や熱、その他かぜ症状など、感染症が疑われる場合は重篤化する前に医療機関へご相談ください。

ひばりクリニックBGCマニラ院では各種感染症の診察・検査が可能です。
お気軽にお問い合わせください

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